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メシマコブと聞くと海藻の種類と勘違いしそうですが、 サルノコシカケ(霊芝)と見分けがつかないきのこで、 桑の古木に寄生します。 長崎県の男女群島にある女島(めしま)でたくさん取れたことから、 この名前がついたといわれています。 傘の内側を見ると、ひだに黄色や茶色の剛毛が生えて いるのが特徴で、中国では「桑黄(そうおう)」と呼ばれています。 いままでは人工栽培ができないため、一般に普及しませんでした。 製造方法や産地で、同じメシマコブと名のつく商品でも、 内容は違ってきます。 天然物と言って売られていても、メシマコブ茸自体の鑑定が 大変難しく、にせ物や粗悪品も多く出回っているようです。 他の種類のキノコで天然メシマコブに外観が似ているものが多く、 間違えて売られることが多いようなので注意が必要です。 大手医薬品会社の販売するものの中には、松の木などに ついているメシマコブなどを細かくして鑑定できなくしたり、 効能の低いものを利用していることもあるようです。 またメシマコブは、ある程度の濃度以下だと効果が消失する ともいわれています。 メシマコブとアガリクスとでは成分の「β-グルカン」の 分子の構造がそれぞれ違います。 β-グルカンとは、単糖がたくさん“くさり状”につながった構造の ことで、その体内におけるパワーは学会で報告、証明されています。 しかし、βグルカンにも色々な種類がありますので、注意が必要です。 アガリクスに含まれているβグルカンは(1→6)という分子で、 飲むだけで体内に吸収されるという優れた特徴があります。 同じβグルカンでも種類が違うと働きも異なるのですが、 一般に公表されている日本食品分析センターなどの 分析試験成績書等では、βグルカンとだけで書かれており、 どのような種類かまで書かれていないのです。 メシマコブのほかにも椎茸、ハナビラ茸、マッタケ、ヤマブシ茸や 他のキノコにもβグルカンという成分は含まれています。 しかし、それらメシマコブなど他のキノコのβグルカンは1→3 という種類ですから、私たちの胃や腸などの内臓で吸収されないと考えられています。 この1→6という種類はアガリクス茸だけの特徴で ほかの茸はこの種類はありません。 従って、βグルカンの含有量が多いからといって 飛びつかないように注意することが大切です。 βグルカンの他にも、含まれる成分が違います。 自然育ちアガリクスはβ-グルカン、キチン質、ヘテロ多糖類 (ヘミセルロース、ペクチン質、ポリウロナイドなど)などの多糖類や ビタミン類、ミネラル類、核酸、アミノ酸、酸素類を バランスよく豊富に含んでいます。 |
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商品は、すべて天然気候採取のものです。