酵素は生命活動の根源であり、人は酵素なしでは生きていけませんが、酵素が生命体の源であるという事実はあまり知られていないようです。人間の身体は、約60兆個の細胞からできていて、その一つ一つの細胞は活きています。そして一つ一つの細胞のなかに生命活動をささえるたんぱく質の一種である何千というたくさんの酵素が活動しています。
酵素は生命活動の根源であり、動物、植物すべての生命体に存在しています。酵素は現在登録されているだけでも2000数百種以上あり、これから発見される酵素を加えると3000種類はるかに超えるといわれています。
酵素はドイツの薬剤師のプラナーにより発見されました。酵素の種類には動物性酵素と植物性酵素の2種類があり、動物性酵素は臓器、器官などの細胞と腸内有用菌により体内で作られます。
植物性酵素は体内で作ることができませんから、野菜や果物を食べて補給しなければならないということになります。また、動物性酵素は植物性酵素によってのみ活性化されますので、植物性酵素が吸収されない肉食だけの食生活を続けていると人間の健康な体を維持することができなくります。このことから、植物性酵素は健康を維持する上でとても大切なのです。
酵素は無色透明で多角形が多く、大きさは1ミリの1億分の1単位(オングストローム)という超微粒子サイズです。酵素の活動は、人間の「生と死」を分けるバロメーターになっています。
最近遺伝子組み替えした、とうもろこしやトマトが話題になって恐れられていますが、恐れられる原因は植物性酵素が存在していないかもしれない、ということです。
体内における酵素の役目は『分解』『合成』『吸収』『排泄』など、人間に不可欠な新陳代謝の重要な働きをしていることです。分解とは不用なものを取り除きます。合成とは必要なものだけを集めて新しいコレステロールとか胆汁を作ります。吸収とは体内で必要な栄養素を吸収することです。排泄とは身体に不必要な成分を汗や尿にして体外に出す働きのことです。
最近の風潮では人工で作られたビタミンやミネラルだけを吸収するということが盛んにおこなわれていますが、人工のビタミンやミネラルだけを吸収してもあまり体の役にはたたないという報告もあります
その理由は、ビタミンは酵素によって活性化されることができるからです。また、ミネラルは酵素の活動を支えることが役目ですからビタミンやミネラルだけを吸収しても、酵素がない状態では栄養として役にたたないということです。
その証拠に人工的に造られた粉末やタブレットのビタミンを放置しておいても腐ることはなく変化することはありません。変化しないということは分解、合成されないということですから、そのままの状態が続くというわけです。
ビタミン、ミネラルが、体内で栄養になるためには『分解』『合成』『吸収』『排出』という活きた酵素の働きが必ず必要ですから酵素は生命体の源だということです。
日本で発売されている、顆粒、タブレット、エキス、濃縮液、煎じ液などのアガリクスは、薬のような形状にする段階で、80度以上の高熱処理が必要なことから、熱に弱い植物性酵素やビタミン、ミネラルなどが崩壊、絶滅してしまいますからアガリクスが持つ、すばらしい成分のメリットは活かされない恐れがあります。
アガリクスに含まれている54種類の植物性酵素が崩壊、絶滅していてはすばらしいメリットを活かすことはできません。チョット手間がかかり面倒ではありますが、やはり、古来、インカの時代から伝わる水出し法だけが、生命の源である54種類の大切な植物性酵素を体内に入れることができるのです。
|